最近、Cheer Up!やCheer Up!みやぎへのお問い合わせを数多く頂くようになり有難い限りです。
それぞれに、サイトの趣旨などご紹介していますが、企業の作っているサイトだと思われたり、スタッフが大勢いるように思われたり、営利だと思われたりすることも多いので、改めてCheer Up!とCheer Up!みやぎについて、いきさつとか考えとか、ご紹介のブログを書いてみることにしました。

about Cheer Up!

このサイトについて(Cheer Up!みやぎ)


まず、Cheer Up!は、もともと仲間とフリーペーパー発行の活動をしていた私が、「音楽に特化したフリーマガジンを作りたい」と思って、2008年にmixiで仲間を募ったところ多くの方が賛同して下さって、ご一緒に冊子を作ったのが始まりです。
2009年5月に「Cheer Up! Vol.1」が完成、全国の多くのお店に設置していただき好評でした。
ミニコミで販売する手段もありましたが、その時は流通の手間など考えて無料マガジンにしました。あとで、音楽コラムをいっぱい詰め込んだ書籍を作れたらいいなあという夢はその時ありました。

しかし、一番の理解者であり一番力になってくれた友人が不慮の事故で亡くなったこと、印刷代を負担できるほどの余裕が無かったこと、転職したことなどが重なり、このプロジェクトを一緒に始めよう!と賛同して下さった仲間には大変申し訳なかったのですが、次号を作ることが出来ませんでした。

なんとなくションボリしたまま月日は流れ、東京に行った時に、一緒にマガジンを作った仲間の一人、デザイナーの点さんご夫妻のおうちに遊びに行ったのです。
その時、「もったいないよ~。WEBマガジンでやってみれば?無料で出来るしさ!」とアドバイスを頂きつつ、「うん、そうだよねー」とうなずきつつも、その時点ではまだ乗り気ではなく。

少しずつ、WEBマガジンを形にしてみようかな?と思って、Cheer Up! WEBをオープンさせたのが2011年2月。
そして翌月東日本大震災が起こったわけです。
WEBマガジンどころじゃない。自分が被災者になり、仕事は自宅待機になり、不安な中、facebookで繋がっていた方々には本当に励まして頂きました。
いまfacebookを辞めてしまった方々もその中にいますが、お気持ち本当に嬉しかったです。


昨日、フリーペーパー仲間とそのご主人と3人で吹奏楽(ザ・ウィンド・オーケストラ仙台)の演奏会を聴きに行きました。
その帰り、初対面であるご主人から聞かれました。
「Cheer Up!で最初にインタビューしたのは誰ですか?」

冊子版でインタビューしたのは、Roman Andren氏、ベーシストの櫻井哲夫さん(私の中学高校時代のアイドル)、ベーシストの日野賢二さんなのですが、WEBマガジンでは誰だろう?と思ったら、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気イラストレーター中村佑介さんですね。
中村さんのバンド「セイルズ」の新譜インタビューをしてほしいと、セイルズメンバーの小泉ひとしさん(彼もCheer Up! Vol.1を一緒に作ったメンバー)から声をかけて頂いたんです。

セイルズ ミニアルバム『Pink』 中村佑介インタビュー

中村さんのイラストはアジアンカンフージェネレーションやゲントウキのCDジャケットで、素敵だなあとずっと思っていたものの、中村さんのことはよく知らなくて。
すぐにamazonで、ユリイカの中村さん特集号を取り寄せて読みました。
中村さんの人間的魅力にとても心魅かれました。
質問文を作るのはとても楽しく、中村さんとスムーズにやりとり出来て、いい記事が出来たなあと嬉しくて、中村さんも喜んで下さったご様子で、メールインタビュー楽しいな!という気持ちになりました。

続きは後日。