本日は、当サイトコーディネーター畠山渉さんが常任指揮者を務める仙台吹奏楽団第66回定期演奏会「杜の都の音楽会」を聴きに、東京エレクトロンホールへ。

開場時間少したった頃に中に入ったところ、既に老若男女の沢山の観客であふれていました。
さすが、歴史のある人気吹奏楽団だけあります。

第一部は、エルガーの「威風堂々 第一番」で華やかに始まり、今年の吹奏楽コンクール課題曲「スケルツァンド」で吹奏楽の魅力にぐぐっと惹きこまれます。
なかなか好みの曲で、今年コンクールを聴きに行くなら、「おっ!スケルツァンドだ!」と聴き入ってしまいそう。

そして「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」。
この楽曲は、1954年ビキニ水爆実験のため被ばくした第五福龍丸がテーマ。
福島弘和さん作曲で、詳細はこの記事に詳しいです。

哀しみ・怒り、迫力のある演奏で伝わってくる言い様のない感情・・・そして最後のほうが美しくて。
初めて聴いた曲です。ずっしり心に残りました。

そして「アルヴァマー序曲」でも知られるジェイムズ・バーンズ作曲の美しいゆったりした楽曲「ヨークシャー・バラード」、第一部の最後はホルストの「吹奏楽のための第二組曲」です。

この「吹奏楽のための第二組曲」は、今年三月に出演した吹奏楽部OBOGメモリアルコンサートでも演奏したんですよね。
しかも指揮は、畠山渉さん。
私は四楽章でタンバリンをやったのですが、目立つ箇所なので大変緊張しました。
楽譜にばかり目がいって、指揮をみる余裕があまりなかったんです。
だから、今日は自分の演奏と関係なしに、初めて渉さんの指揮をじっくり見ることが出来て良かったです。

とてもかっこ良かったですよ。実は私の座っている近辺で、おば様たちが「指揮者かっこいいわねえ」「朗らかねえ」という声が聞こえてきたんです。
渉ファン、確実に増えてますね!

渉さんの指揮に対する思いは、Cheer Up!インタビューでじっくり伺っていたので、その気持ちを感じながら聴きました。


畠山渉インタビュー


さて、第二部は昨年逝去された作編曲家、真島俊夫さんを偲ぶプログラム。
真島さんは1998年第31回定期演奏会で、仙台吹奏楽団の客演指揮をされたそうです。
その時にいらしたメンバーの思い出話を伺い、真島さんの編曲の素晴らしさに思いを馳せながら聴きました。

T-SQUAREの「オーメンズ・オブ・ラブ」で楽しく始まり、ディズニー「白雪姫」より「口笛吹いて働こう」では楽器の紹介を兼ねたアレンジ、渉さんと東北放送アナウンサー(司会)の粟津ちひろさんによるミッキー&ミニー似合ってましたね。
会場も笑いで包まれて和やかムード。

映画音楽「第三の男」は原曲はチターの演奏で知られていますが、このアレンジは軽やかで洒脱、さすが真島さんのアレンジ!
そして、日本の童謡をメドレーにした「あの日聞いた歌」でしみじみ。
会場には高齢の方も多かったので、これは嬉しいだろうなと思いました。

最後はブラジルの有名な曲「トリステーザ」。
Bossa Nova、Samba大好きなので、いろいろなアーティストで何度も聴いている大好きな曲ですが、真島さんのアレンジの美しさといったら、もう。たまらなかったです。

もっと聴きたい!!とアンコールの拍手が鳴りやまない中、指揮者の渉さんが再登場。
エルガーの「愛の挨拶」、そして二回目のアンコールはこれも真島俊夫さんのアレンジで大人気の「宝島」で大盛り上がり!!
先日の「題名のない音楽会」でも石丸幹二さんがサックス演奏を披露していましたよね。
とても楽しい気持ちになれて、生演奏を聴くのはいいなあ!って会場中のみんなが思った演奏会だと思います。

お仕事されながら練習している団員の方も多いと思いますが、ここまでの練習、そして大きな演奏会を運営するのは並大抵ではないですよね。
演奏のレベルが高く本当に素晴らしくて。
とてもいい時間を過ごさせて頂きました。

仙台吹奏楽団では11月5日(日)にイズミティ21にて、「杜の都のちょっとくだけた音楽会」を開催されるそうです。こちらも伺いたいと思っています。

仙台吹奏楽団

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おまけ。
個人的に真島俊夫さんにまつわる勝手な思い出。

真島俊夫さんの曲で一番思い出深いのは「波の見える風景」です。
吹奏楽コンクール、定期演奏会、そして社会人になってからのOBOG演奏会の合計3回演奏してます。
それも、全部グロッケンで。
この曲では、グロッケンのキラキラした音が水面にきらめく陽の光みたいできれいで、でも難しいんですよね。とても目立つところなので何度も練習を重ねて、以来、グロッケンの魅力に目覚めた曲です。
その後、グロッケンを好んで「やりたいです!」と志願するようになりました。

コンクールの時、社会人吹奏楽団にいたのですが、練習場所の裏手にプールがあって夏には水面がキラキラ光ってとてもきれいだったんです。
その時の気持ちごと蘇る、忘れられない一曲です。